元貴乃花親方 (c)朝日新聞社
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元貴乃花親方と離婚した河野景子さん (c)朝日新聞社
元貴乃花親方と離婚した河野景子さん (c)朝日新聞社

 大相撲の元貴乃花親方、花田光司氏(46)が元フジテレビアナウンサーの河野景子さん(54)と離婚していたことが26日、わかった。2人で話し合って決め、離婚届は10月25日、花田氏が提出したという。

【写真】元貴乃花親方と離婚した河野景子さん

 1995年に結婚して以降、おしどり夫婦として知られていた2人に一体、何があったのか。

 古くからの後援者がこう話す。

「部屋ができたばかりの時は、身を粉にして2人で盛り立てていた。景子さんは掃除や洗濯から弟子の世話、後援者の対応まで、人気アナウンサーだったのにえらぶることもなく、頑張っていた。部屋は景子さんの奮闘があって、成長できたと言っても過言ではない」

 だが、子育てから手が離れてからは、ここ数年、花田氏は江東区の部屋に住むようになり、品川区の自宅には帰らなくなった。

「弟子が出世して、関取にもなった。しっかりした指導をしなければならない。弟子から目を離してはダメだと、親方は部屋に住み込んで目を光らせるようになった。そこから、夫婦のすれちがいがおこるようになった」(同前)

 そして、今年9月、花田氏は都内で記者会見を開き、相撲協会に「引退届」を提出したことを明らかにした。弟子の幕内貴ノ岩に対する元横綱日馬富士の傷害事件を巡る協会とのバトルで理事のポストを失い、退職に追い込まれ、貴乃花部屋は消滅。力士らは千賀ノ浦部屋に移籍した。

「景子さんは、貴ノ岩の問題でも相撲協会と着地点をみつけて穏便にと思っていた。というのも、貴ノ岩が母国、モンゴルでバッシングされていると知っていたからです。景子さんの弟子へのケアーはすごくて、いつも声をかけて弟子の愚痴をきき本音、心情を引き出していたからです。だが、頑固な花田氏は景子さんの言うことも耳にはいらないほど、戦闘態勢ですれ違いが起きてしまった。何度か景子さんも、花田氏に話をしたが、『俺がやっていることに口出すな』と亀裂が深まってしまった」(同前)

 相撲協会を退職する話は実は7月頃から出ていたという。

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