サッカーで窓ガラスを割ったことがルーツ！？　「ハンドボール」のうんちく6連発

（4）3秒以内にボールを手放せ

止まった状態でボールを持っていられるのは3秒までで、ドリブル以外、ボールを持って歩くことができるのは3歩まで（ジャンプしてボールをつかみ、着地した足は1歩とは数えない）。このため、ボールがどんどん動くスピーディーな展開が、見どころの一つだ。

（5）選手交代はいつでも何度でも

決められたエリアからなら、選手交代はいつでも自由にでき、審判に交代宣言をする必要もない。例えば、攻撃専門や守備専門の選手を用意して、状況によって目まぐるしく選手を入れ替えることも可能だ。

（6）女子は「おりひめ」、男子は「彗星」

日本代表の愛称は女子が「おりひめジャパン」。1チーム7人なので、7月7日の七夕にかけて命名された。男子は「彗星ジャパン」。スピーディーな動きと力強いシュートの軌跡を象徴し、光り輝くチームになるという決意も込められている。

【東京五輪で輝け！ 永田しおり 選手】
1987年、福岡県生まれ。高校生のときにハンドボールを始める。身長171センチメートルと外国勢に比べ小柄だが、当たり負けしない強さが武器。所属するオムロンの本拠地・熊本で2019年に行われた世界選手権で、日本代表戦通算100試合出場を達成した。

【東京五輪で輝け！ 土井レミイ杏利 選手】
1989年、千葉県出身。父はフランス人で母は日本人。小学3年生でハンドボールを始める。世界屈指のフランスリーグで活躍し、現在は大崎電気に所属。日本代表選手の主将。SNS「TikTok」では顔まねなどを披露する人気者「レミたん」として知られる。

※月刊ジュニアエラ　2021年1月号より

ジュニアエラ 2021年 01 月号 [雑誌]

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AERA編集部