好評発売中の『クイズで88本ノック 最強クイズ集団からの“謎解き”挑戦状』では、QuizKnockのメンバーたちが座談会を繰り広げた。クイズブームをけん引しているQuizKnockは設立から5年。QuizKnockの今後についても語り合った。

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――QuizKnock設立から早5年。クイズの人気が高まるとともに、QuizKnockの存在感もどんどん増しています。今の気持ちや今後の目標を聞かせてください。

伊沢拓司(以下、伊沢) ありがたいことにQuizKnockはここまで大きくなって、毎年が勝負の年だと思っています。まだまだ進化していかなきゃな、というなかで一つ目標を挙げるとしたら、「我々からみなさんに会いに行きます!」ということ。今まではYouTubeやウェブの記事を見にきてもらったり、QuizKnockのゲームアプリを開いてやってもらったりと、みなさんが会いに来てくれるパターンが多かったけど、これからは若い世代が生きている世界のなかに、我々が自然とコンテンツを提供して、生活の一部になれるような普及を目指していきたいですね。「ユビキタスQuizKnock」ってメンバーともよく話していて、どこにいてもQuizKnockのコンテンツがあるという感じになると、「知ることが楽しい」というのが習慣化されていくと思うので。そういう形でぼくらのコンテンツ・エンターテインメントを広めていけるようなものづくりを意識していきたいです。

ふくらP(以下、ふくら) ぼくは子どものころからクイズがすごく好きで、今もやっているわけですけど、最近はクイズプレーヤーの人数が増えてきているのがすごくうれしいですね。クイズ番組の影響は大きいと思うし、QuizKnockの影響がどれだけあるかわからないけど、クイズを楽しいと思ってくれる人が増えたことはすごくうれしいことです。これからもクイズの楽しさをどんどん発信していけたらいいですね。

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吉田美穂
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