(3)いつでも物語の料理を再現。子どもと作業ができるキッチン
物語に出てくる食事は、不思議ととてもおいしそうに感じられるものです。「本の中のご飯やお菓子を、実際に作ってみましょう。『赤毛のアン』に登場する『いちご水』ってどんな味?なんて聞いたら子どもは喜びますよ! 材料やレシピがわからないものは、親子で考えてみる。大人もいっしょに楽しんで、実際に食べてみましょう」
(4)テレビやPC、タブレット…さまざまなツールと連携
本以外のコンテンツから情報を取り入れて、それをきっかけに本を開く……そんな流れも大歓迎。テレビやゲームをきっかけに、いろいろな図鑑を開くこともあるのです。「ラジオもおすすめのコンテンツ。最近は、本をテーマにした興味深い番組もいろいろあります。耳から聞いて、そこからさらに本で読みたくなるという流れもありますよ!」
(文/AERA with Kids編集部)
花まる学習会・平沼 純先生/スクールFCで国語や公立中高一貫コースの授業を担当。花まる学習会の会報誌での読書ガイドが人気。オンラインの連続講座「旅する読書~大人のための読書講座」など読書のイベントでも活躍中。著書に『子どもを本好きにする10の秘訣』(実務教育出版)など。
※「AERA with Kids2022春号」より転載
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