絵本はたくさん読んでくれたけど、絵本の次のステップにはどんな本がいいんだろう? そんな悩みを抱えるママ・パパに向けて、幼年童話を中心に、絵本から読みものへの橋渡しとなるおすすめの一冊を紹介します。

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あらすじ

 ポップコーン、さくらもち、イチゴのショートケーキ、こんぺいとう、チョコレート、おせんべい、シュークリーム……目次はまるでおかしのお品書きのようです。

『おかしな おかしな おかしのはなし』(さいとうしのぶ 作/リーブル 刊)

 ヤギさんにポップコーンの作り方を教わって、さっそく作ってみたものの、大変なことになってしまうブタくん。ドーナツの穴の部分はどこにいったのか、気になってしかたのないライオン。ハリネズミがかりんとうを食べているのを見て、木の枝を食べていると勘違いするキツネ。焼きたてのチーズケーキをめぐって駆け引きをする、ネズミのお母さんとネコ。乙姫様にわたがしを食べさせたくて、陸にわたがしを買いに行くカメ。

 右ページに短いお話、左ページに絵という構成で、楽しいおかしのお話が30話、収録されています。

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加治佐志津
ライター 加治佐志津

新聞記事やWEBメディアの編集・執筆を経て、2009年よりフリーランスライターに。絵本と子育てをテーマに取材・執筆を続ける。これまでに取材した絵本作家は100人超。漫画家の夫と2013年生まれの元子鉄の3人暮らし。

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