元フジテレビのアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとしてテレビなどで活躍中の中村仁美さん。2011年にさまぁ〜ずの大竹一樹さんと結婚し、現在は中1、小3、年中の3人の男の子のママです。「俺は結婚しても子どもが生まれても飲みに行くし、生活を変えないから」と言っていた大竹さんですが、子育てをするうちに変化が起きたそう。子育てにおいての夫婦のバランスなどについて聞きました。※前編<3人兄弟の母・中村仁美アナに聞く、子育てをラクにした言葉とは「母親として全部ちゃんとやらなきゃという意識が強かった」>を読む
【写真】中村仁美さんの家族ショットはこちら(ほか、全3枚)「今日はパパ早く帰ってくるよ」と言うと、子どもたちは大喜び
──大竹さんはどんなパパですか?
子どもたちとすごく一緒に遊んでくれます。たぶん子どもたちの中で夫は“遊んでくれる人”ですね。「今日はパパ、早く帰ってくるよ」と言うと、子どもたちは「イエーイ!」と大喜び。みんなパパ大好きです。
中1の長男は毎日部活で疲れているので夜は早く寝ないといけないんですが、「昨日もパパと夜までしゃべっちゃって、寝るのが遅くなっちゃった」と言っていていました。いったい何をしゃべっているんですかね(笑)。
──お子さんたちは大竹さんのことが大好きなんですね。
でも、次男は小さい頃、「パパ嫌い」と言っていたんです。以前、夫と長男、次男と一緒にプールに行きました。夫が長男とプールに入っていて、私は次男とプールサイドでタオルにくるまって膝枕でトントンしていたのですが、夫がいきなり「おい!」とすごい剣幕でプールから上がってきたんです。
「どうしたの?」と聞くと、「今、こいつ(次男)が声を出さずに口の動きで“パパ嫌い”って言ってきたぞ!」って(笑)。当時は次男がまだ小さくて、夫は主に長男を見ていたので、次男との関わりが薄かったんです。それで、パパが嫌いだったみたいです。
──そこから大竹さんはどう変わっていったんですか?
夫が育児に参加するようになったのは、子どもが増えていくにつれて、徐々にです。結婚当初は「俺は結婚しても子どもが生まれても飲みに行くし、生活を変えないから」と言っていました。なので1人目を産んだときはワンオペで本当に大変で、ケンカもよくしていました。夫は「大変だったらお母さんを呼べばいいじゃん」と言うけれど、「そうじゃなくて、私はあなたと子育てのこの大変さを共有したいのに!」ということでケンカになることが多かったです。
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