いつか子どもが大きくなったときに
先生と交換日記のようにやりとりできるのも連絡帳のすばらしいところ。「寝かしつけに二時間かかりました。もうこちらがクタクタです」なんて書いたときに、「それはそれはお疲れ様でした」と労いの言葉を返してくださると、一気に報われた気持ちになります。こちらも少しでも先生に何かお返ししたく、保育への感謝の言葉をこまめに書くようにしています。
私にとって連絡帳は育児日記代わりでもあります。子どもが大きくなったとき、お母さんをこんなに困らせてたんだ、とか、自分にこんなところがあったんだとか、一緒に読み返して笑い合うことを目標に書いています。
しかも先生からの目線もあるので育児日記よりも内容が分厚い気がします。園での姿、家の姿、さらにプロからの目線、親からの目線、さまざまな角度から毎日、日記をつけることってなかなかないですよね。一緒に子育てをしてくれる人がいるというのが何より心強い。見返す日を想像してもうすでに目頭が熱くなっています。
ドタバタ子育て大作戦 三姉妹のれんらくちょう
横澤夏子
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