私自身何度も、
「勝手に部屋に入ってこないで!」
「友達との電話を盗み聞きしないでよ!」
「着るものぐらい自分で選ばせて!」
と怒鳴った記憶があるんですよね。子どもの自我の芽生えやプライバシーへの意識を尊重してもらいたかった。親が心配する気持ちもわかるけど、一方的に押さえつけるのではなく譲歩の道を探ってほしかった。
以前“アンガーマネジメント”について書いたことがあるのですが、自分自身の怒りを客観的に見つめるってつまり『自分のトリセツ』を持つってことですよね。特に反抗期の場合、受け止める側の親も同じトリセツを共有できたら……?
昔の自分のような激しい反抗期はお互いのためにもないほうがいい。でも自立のきっかけとなる心の成長過程は自然のままに見守っていきたい。
まだまだ乳歯の残る歯を見せて弟たちと仮面ライダー話に花を咲かせている長男にも数年のうちに一気に来る変化を想像するだけで目頭が熱くなる母ですが、子の親離れは親の子離れでもあるという覚悟を決めておきたい!所存!です!!(力入りすぎ)
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