――「好き」は将来に繋がると期待しますか。
工作のその先がどうなるのかは、今は考えていません。アイデアを自由に形にできて、作りたいものへの関心も広がるので、いいなとは思っています。最近は宇宙に興味があるようで、何か作れないか、自分で図鑑を見たり、YouTubeでこういったことを調べてほしいとアピールしてきたりします。この前は隕石になるコスチュームを作っていましたね。やりたいことを、とことんやってもらえたら。
――工作のことを話す川崎さんも楽しそうに見えます。
景寅は最近、「鉄を使いたい」と言うんです。さすがに鉄は無理なので、アルミホイルを代わりに渡すようにしています。景寅の作りたいものを聞いているうちに、3Dプリンターの出番かと、いよいよ検討してる自分がいます。
(構成/AERA dot.編集部・市川綾子)
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