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「風雲急を告げる」とはまさにこのことだろう。8月上旬、アメリカ政府筋や専門家から「アフガニスタンから米軍などが撤退後、もしかしたら半年ほどで首都カブールもイスラム主義組織タリバンの手によって陥落するかもしれない」という話が流れてきたときは、「そんなにも事態はひっ迫しているのか」と多くの人が驚いた。だが事実はそれ以上に緊迫していた。
筆者は、国際援助団体の契約職員として2005年にカブールに赴任した。そこでアフガニスタン人と結婚し出産。先の見えぬ状況に嫌気がさして夫や子を連れて2016年に日本に戻るまでの約12年間、義母・義兄弟・甥や姪を含む15人の大家族で、市井の人々と交わりながら生きてきた。インターネット通話が一般的になった今、寝食をともにした夫の家族や友人たちとも頻繁に連絡を取り合っている。
そんな市井の人々の声を伝えながら、カブールの「本当の今」を伝えたい。
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