吉岡里帆 イメ―ジとは真逆のゴリゴリの役者魂 「信じること」が力をくれる 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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吉岡里帆 イメ―ジとは真逆のゴリゴリの役者魂 「信じること」が力をくれる

高橋有紀AERA

 最新の出演ドラマ、「レンアイ漫画家」の放送が4月8日にスタートする、俳優の吉岡里帆さんがAERAに登場。ドラマでの役柄にちなんで“人生の相方探し”について話を聞いた。AERA 2021年4月5日号に掲載された記事を紹介する。

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「役にどう貢献できるか」「作品の一部になれたら本業を全うできたと思える」

 インタビューでは、そんなセリフが次々と飛び出した。

 ドラマ「カルテット」最終話で世間にインパクトを残した「人生チョロかった!」のセリフ、どん兵衛のCMでキツネ耳をつけて星野源を翻弄する“どんぎつね”役のイメージとは真逆。ゴリゴリの役者魂の人なのだ。

 好きな作品、影響を受けた現場、今後やってみたい役。投げかけた質問への答えからは、自身が出演するしないにかかわらず、その作品に向けられた熱量が彼女の心を動かしていることが伝わってくる。それは吉岡自身が持つ「熱」があるからに他ならない。

 その熱が存分に注がれた最新ドラマが、4月8日放送開始の「レンアイ漫画家」だ。吉岡演じる崖っぷち女子・久遠あいこは“人生の相方探し”の最中。

「あいこは人生の相方にいつか会えると信じている。そう信じることがすてきだなって思うんです」

 そう言うと、最近ネットフリックスで見た作品「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」の話を始めた。吉岡が惹かれたというその映画の冒頭は、プラトンの『饗宴』からの引用で始まる。人は元々2人の人間がくっ付いた状態で生まれ、その状態が完璧すぎたために、神さまが嫉妬して体を二つに引き裂いた。その失った片割れを探し続ける旅が人生。

「元からあったものを探す旅って思うと、希望的じゃないですか? そういう人が現れるかどうかわからないけど、絶対にいるんだと思えたら一人じゃない感覚になれるというか」

 信じることが力をくれる。吉岡はそのことを知っている。(編集部・高橋有紀)

AERA 2021年4月5日号


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