ぐっちーさんにとって猫とは「ちょっと性格の悪い女性」? 愛猫しまとの思い出【ぐっちーさんの遺作から名作トップ10】 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ぐっちーさんにとって猫とは「ちょっと性格の悪い女性」? 愛猫しまとの思い出【ぐっちーさんの遺作から名作トップ10】

連載「ここだけの話」

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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

 2007年から約12年間、アエラでコラムを連載していたぐっちーさんが亡くなって約5カ月。トランプ大統領誕生から、亡くなる直前に書かれた絶筆までの177本を完全収録した遺作、『ぐっちーさんが遺した日本経済への最終提言177』が2月21日に発売された。そんな177本から、編集者が真っ先に読んでほしいと思った「名作」トップ10を厳選。今回は番外編として、遺作には収録されなかった作品を紹介する。猫好き向け情報サイト「sippo」に掲載された「猫ばなし」の1本目だ。

*  *  *
 このたび連載を始めた「ぐっちーさん」こと山口正洋であります。私の本業は投資銀行業務と言いまして、企業の資金調達などのお手伝いや運用、場合によってはM&Aなどという小難しいことをやるわけです。2008年からは金融経済専門のコラムを週刊誌「AERA」に連載させていただけるようになり、その勢いで本も書き、経済評論家と呼ばれるようにもなりました。でも実はもう一つ「本業」がありまして、それが「猫」なのです。

 元来投資銀行の仕事はどちらかというと、人に会ったりワインを飲んで騒いだりするのがメイン。ところが本を書くとなると、お酒を飲んで踊ってるはずの時間に家に帰り、パソコンに向かわなければいけません。

 そのワタクシの文筆活動の傍らにはいつも「しま」という猫がいたのです。最初に出した本のスペシャルサンクスにはその「しま」も入っています。

 夜中になかなか原稿が書けずにうんうんとうなっているといつのまにやら、しまは私の傍らで眠っていました。本当は寝てないんですがね、これが……。猫を飼っておられる方はすぐおわかりでしょう。

 遠くから「にゃ~」と鳴くのでちょっとそちらに目を離したすきに、パソコンの上に乗られ、原稿がすべて「V」の字に埋め尽くされてしまった、なんてこともしょっちゅうありました。そして、「よし、完成」となると、何がわかるのか、必ず「にゃ~」と言いながらひざの上に乗ってきて、ごろごろしていたもんです。


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