海外で10万円以上が当たり前の鮨が日本だと半額 外国人観光客が予約困難店を目指す理由 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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海外で10万円以上が当たり前の鮨が日本だと半額 外国人観光客が予約困難店を目指す理由

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中原一歩AERA#グルメ
浅草ホッピー通り/台東区。「浅草寺」の西側にある飲食店街。大衆酒場が軒を連ね、昼から酒好きが集まる。かつては「おじさんの聖地」だったが、いまや若年層や海外からの旅行客でごった返している(撮影/写真部・馬場岳人)

浅草ホッピー通り/台東区。「浅草寺」の西側にある飲食店街。大衆酒場が軒を連ね、昼から酒好きが集まる。かつては「おじさんの聖地」だったが、いまや若年層や海外からの旅行客でごった返している(撮影/写真部・馬場岳人)

銀座てんぷら 近藤/中央区。小説家・池波正太郎など稀代の食通に愛された日本料理界の重鎮。72歳になった今でも朝5時に起きて市場を巡り、自分の目で良質な品物だけを選別する。プロの料理人はもちろん、近藤さんに会うことが目的で日本にやってくる外国人も多い(撮影/写真部・東川哲也)

銀座てんぷら 近藤/中央区。小説家・池波正太郎など稀代の食通に愛された日本料理界の重鎮。72歳になった今でも朝5時に起きて市場を巡り、自分の目で良質な品物だけを選別する。プロの料理人はもちろん、近藤さんに会うことが目的で日本にやってくる外国人も多い(撮影/写真部・東川哲也)

 欧米に限らず世界各地から来日する外国人旅行者のアテンドをするコーディネーターの女性によれば、彼らにとって海外で10万円以上が当たり前の鮨が、その半額で、かつ数倍のクオリティーで食べられる日本の予約困難店は確かに魅力的だという。加えて、気軽な雰囲気と手頃な値段で本物の美味しさに出合える酒場や居酒屋が充実しているのも東京の懐の広さだと彼らは感じていると語る。

「例えば、スペインのバスク地方は美食の街として名高い。けれども、そこで食べられる料理のジャンルは限定されている。東京は都市としてのスケールも、料理のジャンルも、店の数も比べものにならない。こんなに食の多様性に優れた都市は世界にはありません」

 東京オリンピック開催を契機に日本の飲食シーンがどう進化するのか、今から楽しみで仕方ない。(編集部・中原一歩)

AERA 2020年1月20日号より抜粋


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