オザケン 新アルバムにちりばめられた「“愛”みたいに自然に出てきてしまう言葉」とは (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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オザケン 新アルバムにちりばめられた「“愛”みたいに自然に出てきてしまう言葉」とは

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柴那典AERA
※写真はイメージ

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 小沢健二が13年ぶりのアルバム「So kakkoii 宇宙」をリリースする。2017年のシングル「流動体について」も含む全10曲。22年ぶりに本格的に雑誌に登場する。AERA 2019年11月18日号から。

【オザケンが表紙を飾ったAERAはこちら】

*  *  *
──アルバムの、「So kakkoii 宇宙」というタイトルは、どこから出てきたのでしょうか。

(取材に同行した息子を指さし)こいつも、いつも「That’s soすごい」とか言ってるんですよ。普通に日本語だけで暮らしていて出てくる言葉じゃないし、宇宙はバッチリな言葉なわけで、自分らしい感じがしたんです。タイトル自体が僕の空間というか。「薫る(労働と学業)」という最後の曲に「ありがとう 友よ いてくれて So kakkoii 宇宙の中に」という歌詞があるんですけど、そこも歌っていてすごく気持ちいい。実感がある。そういう感じです。

──「宇宙」という言葉は収録曲の歌詞にも頻出する一つのキーワードになっていますね。

「ぼくらが旅に出る理由」(1994年発表のアルバム「LIFE」収録)という曲で、「遠くから届く宇宙の光 街中でつづいていく暮らし」と歌っているんですけれど、あそこはすごく好きな部分なんです。そこには個人のごちゃごちゃしたものが全然ない。僕がどう思ってるかとか、苦しいとか、あなたが好きだとか、そういうものがない。どこかさめている。そこは歌っていて気持ちいいんですね。そこから来ているのかもしれない。「魔法的」で「宇宙」という言葉を使い始めて、アルバム中にちりばめられているんですけれど、僕の中ではこなれた言葉なんですよね。「愛」みたいに自然に出てきてしまうというか。……アルバム、どうでした?

──シンプルな感想を言うと、すごく興奮して、楽しくて高揚感があって、でも聴き終わった後にいろんなことをじっくり考えられる、という印象でした。

 だったら、すごくいいです。ありがとうございます。


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