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「言葉が遅い?」と心配な時 赤ちゃんの言葉を引きだす5つの方法

連載「現役保育士が指南! 赤ちゃんはやわじゃない」

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赤ちゃんの言葉の発達には個人差があるので、焦らないことだ(写真:gettyimages)

赤ちゃんの言葉の発達には個人差があるので、焦らないことだ(写真:gettyimages)

●赤ちゃんの言葉を引きだす5つの方法

 普段の生活の中には、赤ちゃんの言葉を引き出す場面はたくさんあります。実際に保育所の遊びの中で実践している、赤ちゃんの言葉の引き出し方を紹介します。これらをする時は、ゆっくりと、赤ちゃんの目をみながら話すことを意識しましょう。

1.赤ちゃんの指さしに見たままの一言を
 赤ちゃんが「あ~」と指さしたものに一言いいます。例えば、電車を指さしたら「赤い電車だね」「電車、早いね」。赤ちゃんが興味関心を向けたものに対して、見たままを簡単な言葉で話しかけることは効果的です。

2.赤ちゃんの感覚になってみる
 例えば、お風呂に入った時。体を洗ったら「石鹸、ぬるぬるしているね」。湯船につかったら「お湯あったかいね」。水面をたたいて「バチャバチャ音がするね」。今していることに対し、赤ちゃんが抱いているだろうという感覚を代弁するのです。

3.赤ちゃんの気持ちを代弁する
 赤ちゃんの気持ちを代弁してみましょう。おむつを替えたら「気持ちよくなったね」。眠たくて泣いている時は「いっぱい遊んで眠たいね」など。その時の赤ちゃんに共感して気持ちを代弁します。

4.赤ちゃんの言葉に一言プラスα
 赤ちゃんが車のことを「ブーブ」と言ったら、「赤いブーブだね」「ブーブ速いね」など、「ブーブ」という言葉にプラスαの言葉を付け加えることで、言葉を覚えやすくなります。

5.本来の言葉を一言プラスα
「ブーブ」「マンマ」などは、赤ちゃんの時に使う言葉。できれば赤ちゃんの時から本来の言葉を知っていてほしいものです。赤ちゃんが「ブーブ」と言ったら「ブーブ、車だよ」。「マンマ」と言ったら「マンマ、ご飯だよ」と、本来の言葉をプラスすることで、言葉を知っていきます。

 言葉の発達は、まずは親が焦らず対応すること。保育所でも2歳ごろまで、あまりしゃべらない子もいます。普段の生活で一緒に過ごす中で、絵本を読んだり歌を歌ったり、言葉かけができる場面を増やすこと。赤ちゃん側の準備が整ったら、言葉が溢れだしてくるはずです。(文/中田 馨)

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中田馨

なかた・かおり/1978年生まれ。兵庫県の認可保育園、中田家庭保育所施設長。一般社団法人離乳食インストラクター協会代表理事。保育士目線の離乳食講座受講生は4年で2000人。自身も中3男子、小5女子の子育て中。

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