赤ちゃんの指しゃぶりは何歳まで? 自然に「卒業」できる5つの方法 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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赤ちゃんの指しゃぶりは何歳まで? 自然に「卒業」できる5つの方法

連載「現役保育士が指南! 赤ちゃんはやわじゃない」

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どんなときに指しゃぶりをするか、子どもをよく見てみるといい(写真/gettyimages)

どんなときに指しゃぶりをするか、子どもをよく見てみるといい(写真/gettyimages)

 赤ちゃんが指しゃぶりをしている姿を見て、「いつまで続くんだろう?」と思っている親は多いと思います。0歳の時はそれほど気にならなかったけれど、1歳になり2歳になり指しゃぶりをしていると、どう対応すればいいか悩んでしまうかもしれません。実際、保育所でも親たちが悩みだすのは1歳半を過ぎてからが多いです。今回は、そんな指しゃぶりの卒業に向けての親の対応方法がテーマです。

●指しゃぶりが始まるのはいつ?

 指しゃぶりが始まる時期は、赤ちゃん自身が「手(指)の発見」をする生後2~4カ月ころ。手を自分の意思で少しずつ動かせるようになって遊んでいるうちに偶然、口に手や指が入ってなめなめすることを楽しんでいると、指しゃぶりになっていくことがあります。この頃の指しゃぶりは遊びの一環です。指をしゃぶることで、自分の手のにおいや温度、感触、味など、自分の体を確かめている行動なので、無理にやめさせる必要はありません。また、おっぱいやおしゃぶりをやめたタイミングで指しゃぶりが始まる子もいます。

●指しゃぶりはやめさせたほうがいい?

 よく言われているのは、1歳ごろまでの指しゃぶりは多くの赤ちゃんに見られる発達の段階の行動ですので、保育現場でも無理に止めることはしません。2~3歳ごろまで続く時は、緩やかにですが意識して、指しゃぶりをやめさせる生活環境を用意し始めます。とはいえ、無理にやめさせる必要はありません。子どもの社会性が発達する3歳ごろになると指しゃぶりは激減するといわれています。

 実は、私自身、かなり長い間、指しゃぶりをしていた子どもでした。指を吸うことで、自分のにおいなどを感じ、安心感を得ていたことを覚えています。指しゃぶりをすることで、心の安定を図っている子もいますので、できる限り自然な形での卒業になればと思います。

 ちなみにですが「小児の保健に関する小児科と小児歯科の検討委員会の設立について」によると、小児科医は、指しゃぶりは生理的な行為ととらえ、特に幼児期は不安や緊張を解消する効果を重視しています。一方、歯科医は、歯並びやかみ合わせへの影響など口腔機能を健全に発達させる観点から、4~5歳を過ぎた指しゃぶりは指導したほうがいいという意見が多いようです。


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