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もしもネットデマの「被害者」になったら…スマイリーキクチに聞く対処法

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野村昌二AERA
スマイリーキクチ氏 (c)朝日新聞社

スマイリーキクチ氏 (c)朝日新聞社

 気軽に発信できるネット時代のデマは、個人情報や顔写真などが拡散されてしまい極めて厄介だ。自分が巻き込まれてしまう可能性もゼロではない。AERA 2019年9月16日号ではネット時代のデマの恐ろしさを解説している。もしものとき、どうすればいいのか、デマに加担しないためには何に気を付ければいいのか。

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 1999年に突然、88~89年に東京都足立区で起きた女子高校生コンクリート詰め殺人事件の犯人というデマを流された、お笑い芸人のスマイリーキクチさん(47)。20年経った今も殺害予告などが届くと話す。

「凶悪事件をネットで検索すると、僕の名前がいまだに出てくる。一度ネットに載ったデマは消えないので、ネットの恐ろしさを感じます」

 キクチさんは、ネットでのデマに巻き込まれた時は、(1)スクリーンショットやデータを保存、(2)敬語を使い1度だけ否定をして無視。「今後書き込む場合は刑事告訴します」と警告する(反論すると過激化し、脅迫されても相手を挑発したと誤解されます)、(3)警察署に電話をしてネットの捜査ができる警察官がいるか確認する、(4)被害証拠は「全てプリントアウト」して警察に行く……と対処法を紹介する。

「刑事事件にしなければ歯止めがきかず、仮にその時は沈静化してもいつ再燃するかわからない。また、法務省の『みんなの人権110番』や、総務省が支援する『インターネット違法・有害情報相談センター』など無料の相談先もあるので助けをもとめるのは有効です」(キクチさん)

 デマを発信する行為は、法的責任を問われる可能性がある。過去の裁判例では「情報源」となった元の投稿者だけでなく、リツイートであってもそのまま自身のツイッターに掲載する点で自身の発言と同様に扱われるという理由で、慰謝料の支払い義務を認める判断がされた。

 デマを防ぐ特効薬はない。惑わされず拡散者にならないためには、カギとなるのは一人ひとりのリテラシーだ。

 インテグラル法律事務所(東京)の小沢一仁(かずひと)弁護士は言う。


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