「放送大がなかったら心が折れていた」難関大中退の女子大生が抱く夢 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「放送大がなかったら心が折れていた」難関大中退の女子大生が抱く夢

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澤田晃宏AERA#大学入試#教育
【放送大学在学、アルバイト】小澤茜さん/放送大学がなかったら、バイト先の紳士服店で正社員になることを目指していたと思います」と語る(撮影/編集部・澤田晃宏)

【放送大学在学、アルバイト】小澤茜さん/放送大学がなかったら、バイト先の紳士服店で正社員になることを目指していたと思います」と語る(撮影/編集部・澤田晃宏)

放送大学の沿革(AERA 2019年6月24日号より)

放送大学の沿革(AERA 2019年6月24日号より)

「放送大がなかったら、心が折れていたと思います。勉強をしながらお金を貯めて、国立大学の3年次編入を目指したい。宇宙工学を学び、宇宙に関する仕事に就きたいです」(小澤さん)

 文部科学省と総務省が所管する通信制大学・放送大学は1983年に開学した。教養学部のみの単科大学で、約8万4千人(学部)が在籍する。入学試験はない。授業はBSテレビやインターネットを介して行われる放送授業のほか、全国57カ所の学習センターやサテライトスペースで対面の面接授業がある。放送授業と面接授業を合わせ124単位以上修得し、4年以上在学すれば学士の学位を取得できる。

 開学から36年。変化もある。岩永雅也副学長はこう話す。

「本学の学生調査では、学生の入学目的は開学から長らく『大卒資格を得たい』がトップでしたが、最新の調査(18年)では『教養を身につけたい』がトップです。開学当初は入学者の約7割は高卒者で、大学進学を逃した人たちの機会を保障するセーフティーネットとしての役割が中心でしたが、現在は学部学生の約4割が四大卒以上。放送大学の役割も変わりつつあります」

(編集部・澤田晃宏)

AERA 2019年6月24日号より抜粋


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