ゆうこす「いまのSNSは1対1が苦手な人は入っていけない」の理由 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ゆうこす「いまのSNSは1対1が苦手な人は入っていけない」の理由

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福井しほAERA
タグって選んだものが、思っていたものと違うこともある。 #ラーメン #麺スタグラム #ラーメン好きな人とつながりたい(撮影/写真部・片山菜緒子)

タグって選んだものが、思っていたものと違うこともある。 #ラーメン #麺スタグラム #ラーメン好きな人とつながりたい(撮影/写真部・片山菜緒子)

菅本裕子(すがもと・ゆうこ)/タレント、モデル、SNSアドバイザーとして活躍。「ゆうこす」の愛称で人気。Instagram、TwitterなどのSNSのフォロワー総数150万以上。著書に『共感SNS』など(写真は本人提供)

菅本裕子(すがもと・ゆうこ)/タレント、モデル、SNSアドバイザーとして活躍。「ゆうこす」の愛称で人気。Instagram、TwitterなどのSNSのフォロワー総数150万以上。著書に『共感SNS』など(写真は本人提供)

 おいしいお店も電車の遅延情報もSNSで検索するこの時代。ソーシャルメディアは情報を共有するだけのツールではなくなった。SNSは人と人とのつながりをどう変えるのか。

【写真】HKT48の元メンバーで若い女性から絶大な支持を受けているゆうこすさん

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 コミュニケーションの形も変わりつつある。友人同士でコメントしあうミクシィやフェイスブックと異なり、ユーチューブやインスタグラムは「1対n」の関係になりやすいとSNSマーケティングを手がける「ガイアックス」のソーシャルメディアマーケティング事業部の重枝義樹副部長は言う。双方向ではなく、一方向に近い状態。両者に共通するのは動画や画像を投稿するハードルの高さだ。みなが夢中になれる動画も、思わず「いいね」を押したくなる写真も、そう簡単には撮ることはできない。イケている投稿をする“スター”に注目が集まりやすいのだ。

 SNSの在り方そのものにも、変化が起きている。世界中とつながれるSNSだが、最近クローズドの傾向が出ていると重枝さんは言う。

「インスタでは友人同士のコミュニケーションもありますが、実は盛んなのはダイレクトメッセージ(DM)です。ストーリーズへのリアクションも、いいなと思うコンテンツも、全部DM内で共有する仕組みになっているんです」(重枝さん)

 オープンに投稿された画像や動画を見て、後のやり取りは内側にこもって行う。この流れは、インスタグラムだけではない。17年、マーク・ザッカーバーグが掲げていたフェイスブックのミッション「世界をよりオープンにし、つながったものにする」を、「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」に変更したのも時代に合った流れだったのだ。

「世界の潮流として、オープンなソーシャルメディアは頭打ちになっています。そこでプラットフォーマーたちはメッセンジャーツールに注目し始めました。ソーシャルメディアというと、広い社会が一つあると考えられていましたが、今後は『社会はたくさんあるけれど、それぞれはつながっていない』というふうになるでしょう」(重枝さん)


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