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「惜しいことを…」20年度純利益88%減予測のミクシィがSNSの波に乗れなかった理由

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福井しほAERA
各SNSの利用者数と利用時間の変遷(AERA 2019年6月10日号より)

各SNSの利用者数と利用時間の変遷(AERA 2019年6月10日号より)

 隆盛を極める国内外のSNS事情。しかし勝機を見いだすサービスがある一方で、苦戦するサービスもある。

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 2004年に国内SNSの扉を開いたミクシィ。そのユーザー数は年々減少傾向にある。メディアの視聴者動向を分析するニールセンの調査によると、18年10月から19年3月の月間平均利用者数は約106万人で、人気絶頂のインスタは約2209万人。

 だが、利用者数が必ずしも熱狂度の高さに結びつくわけではない。ミクシィが昨年9~10月、ユーザー1879人に実施したアンケートでは、今でも72%が「毎日利用している」と回答したという。57.9%が10年以上利用している古参だった。この結果を受け、ミクシィ事業部・渡部喜正部長は、

「一番大切にしているのは、長期間楽しんでくださっている方。ミクシィで10年以上日記を書いている方もいて、時々“黒歴史”なんて言われたりもしますが、それも含めて思い出がつまったサービスになりつつあると考えています」

 SNS依存から脱却したのは、13年にサービスを開始したゲームアプリ「モンスターストライク」の大ヒットだった。ゲーム事業は同社の屋台骨にまで成長した。だが、ドル箱だったゲームも長くは続かなかった。


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