「票ハラ」、政治と距離置く女性有権者の意識…女性候補者に立ちはだかる壁 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「票ハラ」、政治と距離置く女性有権者の意識…女性候補者に立ちはだかる壁

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深澤友紀AERA
ヘッドセットマイクをつけて声を掛けながら名刺大のリーフレットを配布する森田由紀さんは渋谷区議選に2度目の挑戦。「今回は一人一人の目を見ながらお渡しできるようになりました」(撮影/小原雄輝)

ヘッドセットマイクをつけて声を掛けながら名刺大のリーフレットを配布する森田由紀さんは渋谷区議選に2度目の挑戦。「今回は一人一人の目を見ながらお渡しできるようになりました」(撮影/小原雄輝)

統一地方選の女性候補者の擁立状況(AERA 2019年4月15日号より)

統一地方選の女性候補者の擁立状況(AERA 2019年4月15日号より)

「政治を自分のものだと考えている有権者の方がどれほどいるでしょうか。私の代弁者を議会へ送ろう、と考えることこそが、民主主義の発展につながります」

 女性候補者へのハラスメントも女性議員を増やす壁だ。アエラ2月11日号は、女性候補者に対して1票の力を振りかざす男性有権者からのハラスメント「票ハラ」を指摘。有村議員も3月の参議院予算委員会で取り上げ、「選挙においてアンフェアな壁があるのではないか」と指摘した。

 女性議員を増やすには、有権者が変わることも肝心なのだ。

 告示を控えたある朝。森田さんが恵比寿駅で活動していると、息子と同じサッカークラブのママ友が驚いた顔で近づいてきた。週末も選挙準備で忙しく、引率などを担当できずにいたが、理由を伝えていなかった。

「実はこれで忙しかったんです」と伝えると、笑顔で「すごい、頑張って」と返ってきた。森田さんにもホッとしたような笑みが広がった。(編集部・深澤友紀)

AERA 2019年4月15日号より抜粋


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