ラッパー・Zeebra、手作りタコスでダウンタウンにいじり倒される

　ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続け、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ているZeebraさん。旬の野菜を切り口に、友人や家族との交流、音楽作りなど様々なエピソードを語ります。

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　結構新顔なんですけど、存在感あります。例えばハンバーガー店「クア・アイナ」のマヒマヒサンドイッチ。魚を炭火で焼き上げたところに、冷たくてとろっとしたアボカドをトッピングする。チーズの何倍もこってり感が増して、その辺のフィッシュバーガーとは比べものにならない。コブサラダとかに入ってるのも、好きです。アボカドってあまり粗食には入ってなくて、常にごちそう感のある、贅沢な所にいる気がします。

　家ではタコスに使います。アボカドをつぶしてワカモレにして、マグロをスパイスで炒めて。いろんな具材をテーブルに並べたら、家族それぞれが好きなものをトルティーヤに巻いて食べます。手巻き寿司感覚で楽しいですよ。昔、ダウンタウンさんが司会の音楽番組でもタコスを作ったことがあって。そのときはお二人から、料理中にいじり倒されました。

　アメリカにはアボカド専用の調理器具がありますよね。それも皮むき用と、種とり用と。アボカドだけのために、しかも用途別に道具があるって、どんだけ愛されてるんだろうって思いませんか。

※AERA　2019年3月4日号

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Zeebra

Zeebra（ジブラ）／東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続ける行動力は他に類を見ない存在で、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ている。

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