YouTuberは隣のお兄さん? 若者が語る「好きでいられる」理由 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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YouTuberは隣のお兄さん? 若者が語る「好きでいられる」理由

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高橋有紀AERA
撮影/今村拓馬

撮影/今村拓馬

 東海オンエアのファンだという名古屋在住の会社員、岡田優奈さん(24)は魅力をこう語る。

「ネタ系のYouTuberのなかでも東海オンエアはオリジナリティーがある。6人のキャラが全然違って、見ていて飽きない」

 岡田さんにとってYouTubeはもはや「生活の一部」。休みの日には、家にこもって延々とスマホで見る。関連動画として上がってくるものをエンドレスで見てしまうのは、海外ドラマのイッキ見と同じ感覚か。

 お気に入りのYouTuberを聞けば次々と名前があがる。

「えむれなチャンネルとか、すしらーめんも好き。ゲーム実況もよく見るんですが、最近ハマっているのはASMR(エーエスエムアール)ですかね」(岡田さん)

 ASMRはいわゆる「音フェチ向け」と言われる動画で、音を立体的にとらえることができるバイノーラルマイクを使って録音されたもの。耳かき音や囁き声など特殊な音を集めたものが多く、イヤホンで聞くと実際に耳かきをされているような不思議な感覚になる。

「眠れないときは、これを聞くと秒で寝られる」(同)

 テレビや映画なども見るが、YouTubeはどこか切り分けて楽しんでいる、と岡田さん。

「テレビってなんか過剰ですよね? YouTuberはもっとリアルだし、芸能人までいかないから、そこまで手の届かない存在ではない。友達の友達みたいな感覚でずっと好きでいられる」

 細部まで完璧に演出された、遠い作り物の世界より、自分の日常とパラレルに走っている世界に興味があるのだろう。(文中一部敬称略)(編集部・高橋有紀)

AERA 2019年1月21日号より抜粋


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