千葉県富津市で「田舎フリーランス」増殖 今や「聖地」に (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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千葉県富津市で「田舎フリーランス」増殖 今や「聖地」に

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石臥薫子AERA#仕事#働き方
山口拓也さん(右端)と「まるも」メンバーたち。「田舎フリーランス養成講座」の受講者はのべ300人を超え、キャンセル待ちも出るほどの人気だ(撮影/伊ヶ崎忍)

山口拓也さん(右端)と「まるも」メンバーたち。「田舎フリーランス養成講座」の受講者はのべ300人を超え、キャンセル待ちも出るほどの人気だ(撮影/伊ヶ崎忍)

 金谷で暮らすフリーランスには月収5万円という人もいれば、数百万円を稼ぐ人までおり、経歴や暮らし方も実に多様だ。「さんしち」と名乗る女性(28)は国立大学の大学院を出てエンジニアとして働いたあと、現在は「昆虫食のユーチューバー兼ウェブライター」。金谷には山口さんの「カバン持ち」で来た。「イカ太郎」の名で活動するブロガーの岡本洋明さん(42)は、妻と3歳の娘と3人暮らし。4年間の会社員生活のあと「10年ほど迷走」し、現在はアプリ開発、いなフリ講師、ウェブサイト制作などで生計を立て、瞑想、裸足ランニングを楽しむ。

「まるも」は、学び合い、助け合いの場。チームを組んで案件を獲得することもあれば、上級レベルの人が駆け出しの人に仕事を分けてあげることもある。「『田舎フリーランス』と打ち出したことで面白い人たちが来てくれるようになった。東京ではイベントでしか会えないような著名ブロガーに金谷でなら会えて、最先端の知識が得られる。それを目当てに、また面白い人が集まるという好循環が生まれています」(山口さん)

 山口さんは現在、ファミリー用の部屋もあるシェアアパートを建設中。5年後には移住者を500人にするのが目標だ。(編集部・石臥薫子)

※AERA 2018年10月8日号より抜粋


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