加計学園問題 「首相」「官邸」発言は経産省のお家芸 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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加計学園問題 「首相」「官邸」発言は経産省のお家芸

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澤田晃宏AERA#安倍政権

現在は「次官待ちポスト」と呼ばれる経済産業審議官の柳瀬氏。経産省OBの多くは「優等生タイプで、どちらかと言えば大蔵省タイプ」と評した (c)朝日新聞社

現在は「次官待ちポスト」と呼ばれる経済産業審議官の柳瀬氏。経産省OBの多くは「優等生タイプで、どちらかと言えば大蔵省タイプ」と評した (c)朝日新聞社

 経済産業省OBが賛辞を贈る。

「加計孝太郎氏(加計学園理事長)を総理の『腹心の友』だと認識しながら、加計学園関係者と面会したことを総理秘書官が総理に報告しない。そんな無理のある説明も、感情の起伏を見せず、淡々と答弁する姿は、さすがは『ヒラメ官僚』だ」

 加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、柳瀬唯夫・元首相秘書官は5月10日、参考人として衆参両院の予算委員会に出席。これまで「記憶はない」と答えていた加計学園関係者との面会が、首相官邸で3回あった事実などを認めた。

「本件は、首相案件」

 4月に朝日新聞が報じた、愛媛県側の面会記録文書にある柳瀬氏の言葉に注目が集まったが、「国家戦略特区制度は、安倍(晋三)政権の看板政策と説明した」「伝えたかった趣旨とは違う形で伝わっている」と述べた。

 内閣府の藤原豊・地方創生推進室次長(当時)が「官邸の最高レベルが言っている」と発言したとされる文部科学省の文書も明らかになっている。文書が正しいとすると、水戸黄門の決めぜりふ「この紋所が目に入らぬか」ではないが、なぜこうも「首相」や「官邸」を振りかざす物言いが目立つのか。


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