AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成
AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成
AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成
AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成
AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成
AIに負けない人材になるためのアドバイス(AERA 2018年4月16日号より) ※専門家への取材を元に編集部が作成

 AIに負けない人材になるためには、どのようなスキルを磨くべきなのだろうか。専門家への取材を元に『AERA』編集部が作成した。

【図】磨くべき3つの能力とは?

【1】読解力や語彙力を伸ばそう

●思い込みが誤読を招いていないか冷静にチェック 文章の中で「分かったつもり」になっている箇所は、無意識のうちに読み飛ばしが起こり、誤読を招くこともある。思い込みで読んでいないか冷静にチェックを

●多義語に強くなる 多義語はAIも間違えやすいが、人間も結構間違って覚えていることも。たくさんの文章に触れ、文脈から意味を類推できるようになると◎

●文章の内容を図式化しながら読んでみる 長文を読解する時は、内容を手元で図式化しながら読んでみると頭に入ってきやすい。難読文を読みたいときにおススメだ

【2】思考力を伸ばそう

●「なぜ?」を追求する AIは物事の背景や理由を問うのが苦手。小さな「なぜ?」を考え抜く姿勢が、AIに勝てる思考力につながっていく

●常識や慣習を疑う AIはビッグデータを活用するのが得意。「慣れ」に甘んじず、データの示唆にあえて逆らう「逆張り」ができるようになれる発想力を身につけられるかがカギ

●知識に頼りすぎない ビッグデータ時代、知識は簡単に陳腐化してしまう。古い知識に頼ってばかりいると、時代についていけなくなってしまう。必要な知識をすばやく得て活用し、いらない知識は捨てられる柔軟さが大切だ

【3】コミュニケーション力を伸ばそう

●相手の状況や気持ちを想像して行動する AIが人の気持ちを理解できるようになるのは、どうやらまだ先のよう。相手の気持ちを考えた上でコミュニケーションしたり、交渉したりする力は人間ならではの強さにつながる

AERA 2018年4月16日号より抜粋