日本人が知らない「西サハラ」 実は“マグロ”と関係深い外交事情 (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本人が知らない「西サハラ」 実は“マグロ”と関係深い外交事情

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平田伊都子AERA
モロッコ軍から奪った旧式の戦車で「武装闘争も辞さず」と意気軒昂な難民軍兵士たち(撮影/川名生十)

モロッコ軍から奪った旧式の戦車で「武装闘争も辞さず」と意気軒昂な難民軍兵士たち(撮影/川名生十)

アルジェリアにつくられた西サハラ難民キャンプ。5カ所に分かれ、20万人が生活する(撮影/川名生十)

アルジェリアにつくられた西サハラ難民キャンプ。5カ所に分かれ、20万人が生活する(撮影/川名生十)

 17年夏、私は難民キャンプでバシールに再会した。彼は河野太郎外務大臣にあてた、次のような書簡を私に託した。

「日本主催の国際会議であるTICAD(アフリカ開発会議)に、アフリカ55カ国・地域中、西サハラだけ招待されなかった。アジアの要である日本は〈排除の外交〉ではなく〈地球外交〉の精神で、西サハラ紛争の平和的解決に貢献してほしい」

 18年2月7日から、バシールは国務長官とモロッコ占領地・西サハラ担当大臣を兼任している。

 西サハラ難民と友達になりたい人、西サハラ難民キャンプを訪ねたい人は、SJJAに連絡してほしい。トランプ米大統領に遠慮することはない。トランプ大統領の外交顧問ジョン・ボルトンは国連大使だった時、失敗したとはいえ、国連西サハラ住民投票実現に向け努力した人物なのだから。(文中一部敬称略)(ジャーナリスト・平田伊都子)

AERA 2018年3月19日号より抜粋


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