「一生木綿の下着だけなのか」 対面で聞きづらい事を医師にチャットで相談 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「一生木綿の下着だけなのか」 対面で聞きづらい事を医師にチャットで相談

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熊澤志保AERA#がん#病気

内野三菜子(うちの・みなこ)/日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、がん治療認定医。近著に『身近な人ががんになったときに役立つ知識76』

内野三菜子(うちの・みなこ)/日本医学放射線学会専門医(放射線治療)、がん治療認定医。近著に『身近な人ががんになったときに役立つ知識76』

 がん患者へのサポートとして、オンラインで医師に相談ができるサービスがある。遠隔地の患者にとって便利なだけでなく、対面で聞きづらいことが相談しやすいなど様々なメリットがある。

 チャットとテレビ電話で医師に相談できるサービスが増えつつある。「ファーストコール」(有料)は、個人向けサービスに加え、昨年7月から法人向けサービスも開始、企業の利用も増えているという。

 内野三菜子医師は、がんの相談に応じる医師の一人。疑問の解消や納得は、がん治療の重要なプロセスでもある。

「20年前に放射線治療を受けた女性から『一生木綿の下着しか着られないのか』と尋ねられました。皮膚の保護のため木綿の下着をすすめられて以来、守り続けてきたそうです」

 内野医師が時間も経っているので負担にならなければ好きな下着を着て構わないことを伝えると、女性は「安心した」と答えた。

「対面で聞きづらいことでも、チャットやテレビ電話なら話しやすいこともある。オンラインなら時間の制約が少なく、セカンドオピニオンにも向いているのでは」

(編集部・熊澤志保)

AERA 2018年2月12日号より抜粋


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