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90代で包茎手術も… 介護見据えた男性たちの“備え”

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小野ヒデコAERA#シニア#ヘルス#介護#終活

男性用脱毛クリニックの、脱毛を施術する部屋。ツルツル肌は若者ばかりではなくなっている(写真:メンズリゼ提供)

男性用脱毛クリニックの、脱毛を施術する部屋。ツルツル肌は若者ばかりではなくなっている(写真:メンズリゼ提供)

 脱毛は「女性」から「男性」へ、「美容」から「介護」目的へと変化している。

 厚生労働省の調べによると、2017年9月時点で、要介護・要支援認定者数は全国で約640.7万人いる。両親を介護したり、知人の介護話を聞いたりして、「介護脱毛」に興味のある人が増えてきているという。

 介護脱毛とは、将来の自分自身の介護を見据えてアンダーヘアの処理をしておくこと。下の世話をしてもらう際、身内や介護職員に迷惑がかからないよう、できるだけ局部を清潔にしておきたいとの考えだ。男性脱毛の「メンズリゼ」ではアンダーヘアの脱毛箇所は(1)ビキニライン(2)男性器まわり(3)肛門周辺となっている。

 気になるのは、料金と脱毛時の痛みだろう。この3点セットの5回コースの料金は10万円前後だ。毛量や剛毛などの個人差もあるが、アンダーヘアは脱毛箇所の中でも痛みを感じやすい部位。「輪ゴムで何度もはじかれている感じ」と表現する人が多いという。

 介護脱毛するには大きな問題もある。医療脱毛レーザーは黒い毛根に反応するが、白髪になった箇所は反応できず、脱毛できないのだ。「脱毛できる期間は限られていることを覚えておいてもらえたら」(広報・下谷弥生さん)


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