稲垣えみ子「毎年GWに想う “タダ働き”がもたらすもの」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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稲垣えみ子「毎年GWに想う “タダ働き”がもたらすもの」

連載「アフロ画報」

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稲垣えみ子AERA
稲垣えみ子(いながき・えみこ)/1965年、愛知県生まれ。2016年1月まで朝日新聞記者。初の書き下ろし本『魂の退社 会社を辞めるということ。』(東洋経済新報社)が発売中

稲垣えみ子(いながき・えみこ)/1965年、愛知県生まれ。2016年1月まで朝日新聞記者。初の書き下ろし本『魂の退社 会社を辞めるということ。』(東洋経済新報社)が発売中

 人工知能やIoTなど技術革新に注目が集まりますが、技術だけではビジネスはできません。大事なのは、その技術をどう活用し、どう組み合わせて付加価値のあるサービスや商品を提供できるか。テクノロジーと商売、両方の知識を駆使しながら、勝てるビジネスモデルを考えられる人材が必要なのです。経営だけ、技術だけ、マーチャンダイジングだけではなく、全体を横串で突き刺して考えられる「CBO」がいるか否かで勝負はきっと分かれる。

 例えば、ネットを使って中小企業とオールド産業をマッチングし、新ビジネスを作り出して急成長しているベンチャーがあります。ここのCEOはテクノロジーの知識があってプログラミングもでき、経営のセオリーが分かっていてビジネスの「穴」も見えている。自分たちのサービスが生み出す市場もイメージできている。これからの経営に不可欠なのはこんな人物です。

 大手もベンチャーも関係ない。「CBO」の素養を持った人材こそが、これからのビジネスを変えていくはずです。

AERA 2017年5月22日号


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稲垣えみ子

稲垣えみ子(いながき・えみこ)/1965年生まれ。元朝日新聞記者。超節電生活。近著2冊『アフロえみ子の四季の食卓』(マガジンハウス)、『人生はどこでもドア リヨンの14日間』(東洋経済新報社)を刊行

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