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服は買うより借りる方が得なのか? 安さだけじゃない人気の秘密

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柳堀栄子AERA

ネイビーカラーでまとめた爽やかなデニムスタイル「きれいめに着こなせるように、ジーンズの色は暗めのインディゴカラーにしてカーディガンのネイビーと合わせています」というように、スタイリストによる着こなしアドバイス付きで届く(leeap)(撮影/写真部・大野洋介)

ネイビーカラーでまとめた爽やかなデニムスタイル
「きれいめに着こなせるように、ジーンズの色は暗めのインディゴカラーにしてカーディガンのネイビーと合わせています」というように、スタイリストによる着こなしアドバイス付きで届く(leeap)(撮影/写真部・大野洋介)

ボトムスに華やかなカラーはチャレンジしやすい「上品なスタイルの提案です。ブーティで合わせてかっちり感を出すと素敵ですよ! タイツはブラウン系だと柔らかい印象になります」というようなスタイリストからのメッセージをネット上で確認できる(エアークローゼット)(撮影/写真部・大野洋介)

ボトムスに華やかなカラーはチャレンジしやすい
「上品なスタイルの提案です。ブーティで合わせてかっちり感を出すと素敵ですよ! タイツはブラウン系だと柔らかい印象になります」というようなスタイリストからのメッセージをネット上で確認できる(エアークローゼット)(撮影/写真部・大野洋介)

 こんなに洋服があるのに、着ていく洋服がない!!そんな毎朝のクローゼットの前での憂鬱を解決してくれるサービスが、続々登場している。割安で便利、ファッションの常識が変わるかもしれない。

 定額制のファッションレンタルサービスが、2年ほど前から続々とスタートしている。衣料レンタルと言えば、これまでは冠婚葬祭などの特別な機会のものが主流だった。いま話題になっているのは、ネットから申し込むだけで、毎日着る“普段着”が定額で借り放題になるというものだ。服は店で試着をし、気に入ったものを買うという“当たり前”が変わる日が来るかもしれない。

 レンタルするのは、ただ安いからというだけではない。長尾二郎さん(38)は昨年4月からスタートしたleeapというメンズのファッションレンタルサービスを利用して服装に対する苦手意識を払拭した。1カ月1万2700円でカジュアルな服装が2コーデ分届き、返却すると次のコーデがレンタルできるという借り放題のコースで、スタイリストとLINEを通して服装への悩み、週末の予定に合う服装は何かなどを相談できる。個人の好みに合わせて、スタイリストが似合う服を選んで送ってくれる仕組みだ。1回で6万円相当の洋服が入っていてお得感もある。

「劣等感を感じていた分野に強力な味方ができた気分です」(長尾さん)

●ストレスが喜びに

 自分のセンスには自信が持てず、その不安からこれまではファストファッションブランドの店舗に飾ってあるマネキンが着ているコーディネートをまるごと購入していた。店舗で店員と直接顔を合わせて相談するのには勇気が必要だった。その点、LINEでの相談は手軽だ。

「ある日、leeapから届いた箱を開けると、柄のハーフパンツにボーダーのシャツが入っていたんです。初めは驚きましたが、着てみるといい感じ。服装を褒めてもらえると、その日は“できる男”のようないい気分でした」

 1着数万円のものを買ってもうまく着まわせないなら、レンタルのほうがコスパがいいと長尾さんは感じている。

「衣食住の衣がストレスだったんですが、それが喜びになるというのが想像以上に嬉しかった」

 店舗に行った時の見方もファッション誌を見た時のとらえ方も変わった。そして新しくいい服が欲しくなってきたという。

 leeapの場合は、30~40代のビジネスパーソンに利用者が多い。婚活向けに活用する男性もいる。leeapを運用しているキーザンキーザン代表取締役の井上大輔さん(36)は言う。

「気に入ったら購入もできるんですが、そういう要望が増えています」


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