高度成長期の面影と空港アクセス 東京モノレールと大阪モノレール (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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高度成長期の面影と空港アクセス 東京モノレールと大阪モノレール

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近藤正高AERA#鉄道
東京モノレールvs.大阪モノレール/羽田空港と都心間の旅客輸送で活躍する東京モノレール(左)。大阪モノレール(右)は大阪空港のほか万博記念公園へのアクセスでもおなじみ (c)朝日新聞社

東京モノレールvs.大阪モノレール/羽田空港と都心間の旅客輸送で活躍する東京モノレール(左)。大阪モノレール(右)は大阪空港のほか万博記念公園へのアクセスでもおなじみ (c)朝日新聞社

 鉄道大国・ニッポンの各地には、個性豊かな路線や駅がある。『AERA 2016年9月26日号』では、乗客の生活と、運行を支える技術が手を携えて発展を遂げてきた鉄道のさまざまな姿を、東西対決で特集。ここでは東西モノレール対決を紹介する。

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 かつては未来の乗り物として注目されたこともあるモノレール。だが、日本で安定した経営を保っている路線は案外少ない。

 東京モノレールは、羽田空港のアクセス路線として1964年9月、東京オリンピックの直前に開業した。

 当初は高速道路との競争で苦戦を強いられたが、渋滞の慢性化により空港利用者がモノレールに流れ、経営もしだいに上向く。その後、93年の羽田空港の旅客ターミナルの沖合への移転、2004年の空港第2ターミナルの供用開始と、空港の変化にともない路線が延伸され、駅も新設された。

 羽田空港へのアクセスをめぐる目下のライバルは京急である。また、JR東日本でも2030年をめどに羽田アクセス鉄道を整備する計画が検討されており、今後ますます熾烈な競争が予想される。

 東京モノレールの都心側のターミナルである浜松町駅周辺では現在、世界貿易センタービルの建て替えを中心に再開発計画が進行中だ。そこでは交通結節機能の強化も目標とされている。おそらくこれも東京モノレールの将来を左右する鍵となることだろう。


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