まるで水と油…「日本国憲法」と自民党「改憲草案」は違い過ぎる? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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まるで水と油…「日本国憲法」と自民党「改憲草案」は違い過ぎる?

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AERA#憲法改正

自民党の宣伝カーの周りでは、改憲PR漫画が配られた/2015年5月、東京・有楽町 (c)朝日新聞社

自民党の宣伝カーの周りでは、改憲PR漫画が配られた/2015年5月、東京・有楽町 (c)朝日新聞社

 改憲に向けて、すでに憲法改正草案を示している自民党。しかし前文からして、現在の日本国憲法と自民党草案は全く異なっており「水と油のようだ」と専門家は指摘する。

 3月1日の衆院予算委員会で、改憲の目的について問われた安倍晋三首相はこう言った。

「我々はすでに憲法改正草案を示している」

 それが、2012年4月に発表された「日本国憲法改正草案」だ。結党以来、「憲法の自主的改正」を党の使命に掲げてきた自民党が、現憲法を全面的に書き換えたものだ。発表当時は野党だったが、安倍首相は3月、自民党総裁任期の18年9月までに「(憲法改正を)成し遂げたい」と発言、この夏の参院選の結果次第では「草案」が憲法になることも現実味を帯びてきた。

 改憲といえば9条ばかりが話題になるが、ほかの条文はどうなのか。自民草案からは、この国の形が根底から変わってしまう可能性さえ見えてくる。

 憲法学者で学習院大学大学院法務研究科教授の青井未帆さんは、現憲法と自民草案の違いについてこう指摘する。

「この二つは、よって立つ理念が異なっていて、まるで水と油のように別なものです」


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