「ママ友にうかつに戦略漏らせない」今年も全国の母親が“保活”に悲鳴 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ママ友にうかつに戦略漏らせない」今年も全国の母親が“保活”に悲鳴

保育園にすら入れず、働くこともままならない…(※イメージ)

保育園にすら入れず、働くこともままならない…(※イメージ)

「やんちゃざかりの長男だけでも大変なのに。頭が痛いです」

 今後は、転園申請を出しながら、夫婦で協力して二つの園の送迎をこなすつもりだ。

複雑な心境なのは、横浜市に住む女性(43)も同じだ。在宅勤務中心の設計士で、1歳の子どもを見ながら仕事を続けるのは難しくなり、この春の入園を目指した。横浜市では標準保育の11時間枠と、短時間保育の8時間枠があるが、優先順位を上げるため、短時間保育枠で申し込んだ。その戦略が奏功したのか、承諾通知を得た。

 だが、内定したのは第3希望の園だ。第1希望の園は食育の取り組みが素晴らしく、園庭もある。親子講座などで何度も訪れ、ここならば安心と思っていた。それなのに、内定したのはビルの一角の園庭のない園。

「入れただけまだマシなのでしょうが、第1希望の園との違いは明白。でも、ここで辞退すれば来年の応募に響くと思うので、こちらでお世話になります」

 来年は標準保育枠で再チャレンジする予定だという。(ライター・宮本さおり、今井明子)

AERA  2016年3月7日号より抜粋


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