スマホならぬ「スマートおもちゃ」 見えないドラムで演奏も (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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スマホならぬ「スマートおもちゃ」 見えないドラムで演奏も

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Moff高萩昭範社長(38)[東京都千代田区]たかはぎ・あきのり/京都大学卒業。司法試験に失敗し、外資系経営コンサルティング会社に就職。メルセデス・ベンツ日本などを経て独立。中国史オタクだが「話を聞いてくれる人が周りにいないんです」。2歳半の長女もMoffで遊ぶ(撮影/編集部・内堀康一)

Moff
高萩昭範
社長(38)
[東京都千代田区]
たかはぎ・あきのり/京都大学卒業。司法試験に失敗し、外資系経営コンサルティング会社に就職。メルセデス・ベンツ日本などを経て独立。中国史オタクだが「話を聞いてくれる人が周りにいないんです」。2歳半の長女もMoffで遊ぶ(撮影/編集部・内堀康一)

 スマホを使う時は、多くの場合画面と顔を突き合わせる形になるはず。だが、スマホを新しいスタイルで楽しむアイテムを開発したベンチャーがある。

 腕時計のようなオレンジ色の端末を手首に巻き、スマートフォンの専用アプリを立ち上げる。人さし指を立ててバチのように振り下ろすと、目の前に“透明”のドラムセットが現れた。

 ドン、ドン……スマホから音が響く。腕の角度や高さによって、ドラムの種類と音色が変わる。右腕を高いところから強く振り下ろすと、カシャーンとシンバルが鳴った。

 何の変哲もないスマホに魔法をかけたのは、スマホと連係するウェアラブル端末の「MoffBand(モフバンド)」。高萩昭範社長(38)率いるMoffが2014年秋に「スマートおもちゃ」として発売した。1個約5千円。

 手首のセンサーが動作と姿勢の情報をスマホ本体に飛ばし、アプリが微分積分、線形代数などを組み合わせて計算、一瞬で人の動きを音に変換する。発売後は一時、アマゾンの電子玩具ランキングで国内トップに立った。今年2月にニューヨークであったトイフェアでも注目を集め、大手小売りチェーンから数万台規模の発注があった。

 鮮やかなオレンジ色にはあるメッセージがこめられている。

「ハードウェアって、黒や白、シルバーが多いですよね。これ、コンピューターと人間との少し冷たい関係を象徴していませんか。もっと人間が楽しく元気になるような色を、テーマカラーにしたいと思ったんです」


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