社内外の人間関係を「見える化」するSNS その影響は (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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社内外の人間関係を「見える化」するSNS その影響は

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wizpra今西良光社長(32)[東京都新宿区]いまにし・よしみつ/起業前に大学院に入ったのは「事業を立ち上げる仲間を見つけたかったから」。共同創業者と出会い、プログラマーのアルバイトもキャンパスで集めた(撮影/編集部・庄司将晃)

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今西良光
社長(32)
[東京都新宿区]
いまにし・よしみつ/起業前に大学院に入ったのは「事業を立ち上げる仲間を見つけたかったから」。共同創業者と出会い、プログラマーのアルバイトもキャンパスで集めた(撮影/編集部・庄司将晃)

 職場でのコミュニケーションは、仕事を円滑に進めるうえで重要なファクター。だが一方で、見えづらいものでもある。そんな把握しづらい仕事上の人間関係を「見える化」するツールを開発したベンチャー企業がある。

「忙しい時間帯に手伝ってくれてありがとう」「さっきの接客、良かったね」

 従業員がこんなメッセージをスマホから社内SNSを通じて送り合い、お互いのモチベーションを高める。Wizpra(ウィズプラ)が2014年に始めた「ウィズプラカード」というサービスだ。

 主なターゲットは、アルバイト店員の入れ替わりが激しい飲食やアパレルといったサービス業。やりとりの内容を自動分析するツールもあり、管理職はその情報をもとに孤立している人をフォローしたり、職場の雰囲気を盛り上げて貢献している人を表彰したりして、スタッフの定着率の向上につなげる。

 すでに、飲食チェーンや旅行会社への導入実績があるというこのサービスは、今西良光社長(32)の体験から生まれた。

「私のことなんて分かっていないくせに、なぜそんな評価ができるんですか?」

 女性のアルバイト店員が食ってかかってきた。東京都内のユニクロ店舗で店長の補佐役として人事管理をしていたときのこと。ほぼ同じ時期に採用した別のアルバイト店員だけを昇格させた直後だった。この女性は無愛想に見え、同僚とのチームワークが良くないと感じていた。しかし、職場で改めて聞いてみると、名指しで「あの人に接客してほしい」と言ってくる顧客がいるほど、評判が良かった。


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