時に真面目すぎる?「長女気質」 うまく付き合うには

AERA
 しっかり者の長女は、弟妹の面倒を見たり、両親の相談相手だったり。そのポジションゆえに染みついたキャラは、大人になっても変えられない。

 都内でIT系企業を経営する、中部地方出身の50代のカナさんは3人きょうだいの長女。5歳下の妹と8歳下の弟がいる。

 実家は祖父の代から続く本家で、400坪の敷地内に従業員100人の工場を抱える時代もあった。カナさんは東京の大学を出て大手企業に就職。父が70歳を過ぎた15年ほど前、家業の取締役になった。将来は家業を継ぐべく、キャリアと経験を積み、結婚もしないと決めた。

 カナさんは取締役として父の経営の相談などにのってきた。父は、まともな仕事の経験のない弟も「長男」として、いずれ何らかの形で参画させるつもりでいた。ところが、弟が結婚するとその妻が加勢して、姉たちに牛耳られる恐れのある「事業」をやめ、カナさんや妹に何の相談もなく、マンションを建ててしまった。生活力のない長男のために父も目をつぶった形だ。

「実家が更地になり跡形もなくなっているのを見た時は、言葉も出ませんでした。大塚家具も一緒ではないかと思うのですが、父は娘に対する気安さから、弟の悪口も含め私になんでも話し、頼りにしてきました。でも、最終的には父も出来の悪い長男を見捨てられない。長女には我慢を強いて、末っ子長男は甘やかす構図なんです」

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