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「証明されたら面白い」研究不正に「純粋な」気持ち?

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小保方晴子さんがSTAP細胞の発表をした会見(14年1月) (c)朝日新聞社 

小保方晴子さんがSTAP細胞の発表をした会見(14年1月) (c)朝日新聞社 

 不正が見抜かれずに著名な雑誌に論文が掲載されたとしても、再現性がなければ論文は引用されず、いずれは消えていくため、科学の世界に大きな影響はない、という見方もある。

 しかし、論文業績は、研究費やポストの獲得などに直結する。不正論文でも、雑誌に掲載されてしまえば、短期的な利益を得られるようにみえることが問題だ、と白髭さんは指摘する。

 研究費獲得競争は激しさを増している。04年の国立大学法人化以降、大学が定常的に受け取る運営交付金は毎年1%ずつ削減され、研究者は研究計画を提案して外部資金の獲得を奨励されている。外部資金の一部は大学や研究機関に入るため、組織としても研究者に研究費を獲得してもらう必要がある。

AERA  2015年4月20日号より抜粋


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