身の回りにあふれる情報を、どう収集し、どう生かすか。社会人にとって、重要なテーマだ。いまなら、それをサポートしてくれるITツールを使わない手はない。うまく情報を貯め込めば自分だけのマイ・ビッグデータが完成する。
情報がネット上のものなら、整理なんか必要ない。情報の実体を置いておく必要もない。情報の在りかへのインデックス、つまり見出しだけをため込めばいい。おすすめは、「あとで読む」系の仕組みだ。その代表格が「Pocket」。オンラインで見つけた記事や動画などを保存することができ、後でオフラインで見ることもできるアプリだ。
「これはしっかり読みたい」という情報を見つけたら、あとで読むことにして、その情報のインデックスを保存する。Pocketは、まさにクラウドに置いたポケットなので、iPhone、iPad、Androidスマートフォン、タブレット、ウィンドウズPC、マッキントッシュとあらゆるOSやデバイスから、同じようにアクセスできる。
では、雑誌や新聞の記事、街で見かけたポスターや交通広告、ミーティング時のホワイトボードなど、アナログな情報はどうするか。