気まずい空気を破るには「気まずい」と口にするべし? 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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気まずい空気を破るには「気まずい」と口にするべし?

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 職場、友達づきあい、恋愛......あらゆる場面で必要になるコミュニケーション能力。これが高い人は、どんな場面でも重宝されます。しかし、中には会話が苦手で、緊張して話が続かないという人もいるのではないでしょうか。特に初対面の人が多くいる場や、まださほど親しくない人が集まっての飲み会などは、空気がギクシャクしてしまうことも。



 そんな、考えるだけでも緊張してしまう場面を乗り切る方法が書かれているのが『お笑い芸人のウケる話し方のツボ』。お笑い芸人に学ぶ、使えるコミュニケーション術を紹介した一冊です。これによると、合コンや異業種交流会など、初対面の気まずさがただよう場面の空気を変えるワザとして「あえて雰囲気の悪さを突く」という方法を提案し、次のように説明しています。



「こういう場合にいちばんいいのは、その気まずい空気そのものについて口にしてしまうことだ。『なんか緊張感が漂ってますよね』と全体を指摘してもいいし、『スミマセン。ごあいさつするタイミングを逃して不審者みたいになっちゃいました』と、自らがこの空気をつくり出してしまったことにしてもいいだろう」



 こうすることで、相手も「ですよね」とか「いやいや、自分もどうしていいかわからなくて」といったリアクションをとることができるのだそう。そして、その気まずい状況を分かち合っているうちに、なんとなく場が和んでくるといいます。



 確かに、思い浮かべると「あるある」とうなずける展開ですが、この裏には「悪い部分にあえて突っ込む」という芸人的テクが隠されています。



 また、本書では自分から話を振るのが苦手な"話下手"な人でも盛り上がる方法も紹介されています。ポイントになるのが「リアクションの取り方」。お笑い芸人には「ボケ」と「ツッコミ」という役割分担がありますが、実はそれだけでは、会話は盛り上がりに欠けてしまうのだとか。そこで重要になるもうひとつの役割が、「ニコニコ聞いて、盛り上げる」役の人。その役割には「タイミング」が重要だといいます。



「『それ本当ですか? すごいですよ!』『いい話ですねえ。感動しました』など、表現は月並みでも、大切なのはタイミングだ。相手が話しやすくなるタイミングで、テンション高く相槌を打つ。しかも、相手の話を笑顔で聞いていることで、その場に話しやすい雰囲気ができ上がり、話を振られることも増える」



 これなら話下手の人でも取り入れられそうですね。



 ほかにも本書には「ひな壇芸人」から瞬発力を学ぶ方法や、笑える毒舌の使い方など、芸人に学ぶ会話術が多数掲載されています。



 しかし、芸人の話術といっても、なかなか日常生活の場面と結びつかないという人もいるのではないでしょうか。そんなとき、お手本にぴったりなのが、日常生活に出没する芸人・ヨネスケさん。そう、「突撃!隣の晩ごはん」でおなじみのヨネスケさんです。



 今となっては懐かしい番組ですが、あのコーナーを思い出すと改めてヨネスケさんのコミュニケーション能力の高さを感じることができます。アカの他人の家に、大きなしゃもじを片手にまさに「突撃」するヨネスケさん。戸惑う家人をよそに、大きな声で夕食のメニューをチェックし、ときには鍋のフタを開けて中をのぞき込むことも。しかし、そんな傍若無人ともいえる振る舞いをしながら、どアウェイだった環境にいつのまにかなじんでしまうそのパワー、恐るべしです。



 ぜひとも参考にしたいヨネスケさんのテクニック。残念ながら今はその番組は放送していませんが、現在、ウェブで少し形を変えて再登場しています。その名も「突撃!隣の急須隊」。サントリーの緑茶「抹茶入り"伊右衛門"」のサイトで、ここで"突撃"するヨネスケさんの動画が公開されています。



 動画の中でヨネスケさんはやはり隣の家をいきなり訪問。しかし、今回は晩ごはんではなく、お茶の様子をうかがいに行き、美味しい緑茶の入れ方を伝授します。家庭の日常風景にいきなり芸人が入ってくる様子は、始めこそテンションの差を感じますが次第にすっかり溶け込んでいるヨネスケさん。そのつい親しみを感じてしまう表情、大きなリアクションにはさすがの「芸人テク」を感じさせます。



 やはり話の達人、芸人さんには学ぶことは多いですね。この書籍や動画、またテレビ番組なども参考にすれば、きっとコミュニケーション能力を磨けるはずです。



【関連リンク】

ヨネスケの突撃!隣の急須隊

http://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/yonesuke/


(記事提供:BOOK STAND)

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