木皿泉がアニメ映画『ハル』の脚本を引き受けたきっかけ 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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木皿泉がアニメ映画『ハル』の脚本を引き受けたきっかけ

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ハル

木皿泉・著

978-4800001825

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 『すいか』『野ブタ。をプロデュース』『Q10』......と、数々の人気ドラマを手がけてきた、和泉務・妻鹿年季子夫妻による脚本家ユニット「木皿泉」。初の試みとなった劇場アニメーション『ハル』が、8日に公開されました。



 恋人のハルを飛行機事故で失い、生きる力も失ってしまったくるみ。そんな彼女の笑顔を取り戻すために、ヒト型ロボットのキューイチ(Q01)は、ハルそっくりのロボハルとなって、くるみと一緒に暮らすようになります。近未来の京都で生まれた、人とロボットの奇跡のラブストーリーです。



 そんな『ハル』ですが、そもそも制作が決まったのは、同作プロデューサーが、木皿さんに送った手紙がきっかけ(書籍『ハル』特別座談会より)。その手紙は、なぜかA4用紙に毛筆で書かれていたと言います。普段の仕事依頼はメールで届くことが多いとのことですが、毛筆で書かれた手紙はまるで「道場破り」のようだったと、木皿さんは当時を振り返ります。



また、初めてのアニメ脚本ということもあり、木皿さんは執筆に際し、よく悩んだと言います。



「アニメだからという事を強く意識して。飛んだり、跳ねたりみたいな事を描かないといけないんじゃないか。そして、セリフもテンション高くしないといけないんじゃないか。いろんな事を考えたので、それが最初書けなかった原因です」(木皿さん)



 苦悩した分、日常の身近にあるドラマでいいのかなと思うようになり、執筆が進むようになったそうです。また木皿さんは、上映時間50分の本作は400字詰め原稿用紙50枚で、十分に尺が足りると考えていたとのこと。しかし、監督から尺が27分しかないと指摘され、慣れないアニメの脚本を執筆する難しさを感じたと言います。



京都を舞台としている『ハル』には、西陣、叡山電鉄、鴨川、八坂神社などの名所が登場。京都の観光ガイドとしても楽しめる一作です。


(記事提供:BOOK STAND)

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