※写真はイメージです (GettyImages)
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 一般受験で上智大学に合格、ジャニーズ初の大学院修了者で“ジャニーズクイズ部”のリーダー・Snow Man阿部亮平さんが、満を持して登場! 合格率4%の難関で知られる気象予報士や、世界遺産検定2級に合格するなど、アイドルとしての活動と学業との両立を見事成し遂げた阿部さんが、そのなかで号泣した理由とは?

【写真】週刊朝日の表紙を単独で飾った阿部亮平さん

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──小学5年生からジャニーズJr.として活動されてきて、自分には取(と)り柄(え)が少ないと感じるようになったことで、勉強をしようと思われたとか?

 僕が所属していたMis Snow Manとか、Jr.BOYSって、先輩たちのバックに引っ張りだこなJr.が集まっていて。まわりみんなダンスすごくうまいし覚えるの超早いし、歌うまい人もいて、自分はあんまり取り柄ないなーって感じることがあったんですよね。自分が置いていかれてるって思ったのは、中2とかなのかな。本当にね、俺一番下手だなって思ってた。頑張って食いついてはいたんですけど、何か一番できるものがほしい、ってなったときに、勉強しかないなと。もちろんダンスとか歌とかアイドル業も磨くけど、プラスアルファでもう一軸、勉強をやろうって思ったのが、高校2年生ぐらい。受験は経験しておきたいって意識もあったので、半年間活動を休んで勉強をしっかりして一般受験をするって決断しました。

──休んだ半年間はどのように勉強を?

 8月から3月の頭までの半年は、毎日12~13時間勉強して、でも絶対7、8時間は寝ていましたね。眠いのに無理して続けるのは、効率が悪い気がして。独学中心でしたが、冬期講習だけは受けました。冬は朝9時からずっと自習室にいて、講習の時間は教室に行って、家帰ってリビングで勉強するんですよ、夜12時ぐらいまで。あとは通学中もキクタン聞いたりしていました。毎日、だいたいの目標は決めるんですけど、例えばもう無理、眠くなった、ってなったらやめるし、いやまだめっちゃ集中できてる、って思ったら続けるようにしていましたね。だから高2の試験勉強で朝4時まで勉強しちゃったこととかありました。空がだんだん明るくなっていくのが、これだけ勉強したんだっていう証しになるから、ちょっとうれしかったな(笑)。

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