山田美保子・放送作家、コラムニスト
山田美保子・放送作家、コラムニスト
世界で唯一、ヒアルロン酸を作らせる機能が特許として認められた日清食品独自の「ヒアルモイスト乳酸菌」やコラーゲンを配合した美容ドリンク。この商品の前身となった美容ドリンクは、美容誌が選ぶ「ベストコスメ賞」を7つも受賞。「ヒアルモイストW +ホワイト」は、既存品と比べ、「ヒアルモイスト乳酸菌」を5倍以上配合している。1本あたり27kcalのカロリーもうれしい。白ぶどう味、人工甘味料不使用。電話で注文のほか、公式サイト「日清食品グループ オンラインストア」でも購入可能。「ヒアルモイストW +ホワイト」1箱10本入り5400円(税込み。1本50ml)
世界で唯一、ヒアルロン酸を作らせる機能が特許として認められた日清食品独自の「ヒアルモイスト乳酸菌」やコラーゲンを配合した美容ドリンク。この商品の前身となった美容ドリンクは、美容誌が選ぶ「ベストコスメ賞」を7つも受賞。「ヒアルモイストW +ホワイト」は、既存品と比べ、「ヒアルモイスト乳酸菌」を5倍以上配合している。1本あたり27kcalのカロリーもうれしい。白ぶどう味、人工甘味料不使用。電話で注文のほか、公式サイト「日清食品グループ オンラインストア」でも購入可能。「ヒアルモイストW +ホワイト」1箱10本入り5400円(税込み。1本50ml)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「ヒアルモイストW+ホワイト」(日清食品株式会社)を取り上げる。

【写真】特許取得の成分を配合した美容ドリンク

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 スタジオにいる人数を減らすために、ワイドショーやニュースショーがやってきたコメンテーターのリモート出演。

 緊急事態宣言が解除されて、コロナ前の風景に戻った番組が多いが、出演者が多い番組や、コメンテーターが高齢の番組などでは、リモートを完全にはやめていない。

 リモート出演には色々なパターンがあって、自宅や、テレビ局の近隣のホテル、局内の楽屋などが使われているが、もっとも多いのは、広めの会議室に2~3人のコメンテーターを集めたリモートではないだろうか。技術スタッフやフロアディレクターの人員や手間を考えたら、このパターンがいちばん効率がいい。

 そこで垣間見えるのが、出演者が持ち込む飲み物。特に早朝番組の場合は、各自のルーティンが分かり、即座に情報交換会が行われる。

 某番組の女性コメンテーター発信で文化人らに広まった「ヒアルモイストW+ホワイト」も、そんな一本だ。

 パッと見で正体がわかる人は少ないが、「齋藤薫さんのオススメ」と聞けば女性なら手にとりたくなることだろう。

 齋藤薫さんは、美容ジャーナリストの草分け的存在でゴージャス美女。女性誌の美容ページや美容雑誌の特集、美容関連の広告に執筆するエッセイのような美しくも説得力ある文章によって、これまでどれだけの人がオススメ商品を購入してきただろうか。「ヒアルモイスト~」については、「美容医療級の満足感は人を命ごと輝かせる!」というタイトルの文章を私も読み、切り抜いた記憶がある。新聞に挟まってくる冊子だったが、老眼鏡を使わなければ読めないような細かい文字で歌い上げるような“薫節”がギッシリ。

「塗る美容」だけでなく、「飲む美容」にもっと頼るべきだということや、それまでもインナーケアを欠かさなかった薫さんが初めて「定期購入に踏み切った」という文言を特に覚えていた。

 加えて「美容オタク」を自任するアラフォーの女性コメンテーターが生放送のスタジオに持ち込むのが「ヒアルモイスト~」。

 再度、薫さんの言葉を借りれば、ヒアルモイスト乳酸菌とコラーゲンを贅沢に配合したスペックもさることながら、見た目だけでなく、「心身に手応え及ぶ」とか。まさにインナーケアなのだ。

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

週刊朝日  2021年7月16日号

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山田美保子

山田美保子

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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