巨人「史上最強打線」がシーズン最多259本塁打を放ちながら優勝できなかった理由 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人「史上最強打線」がシーズン最多259本塁打を放ちながら優勝できなかった理由

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巨人のタフィ・ローズ=2004年7月20日(C)朝日新聞社

巨人のタフィ・ローズ=2004年7月20日(C)朝日新聞社

巨人の小久保裕紀=2004年9月7日(C)朝日新聞社

巨人の小久保裕紀=2004年9月7日(C)朝日新聞社

 プロ野球の歴史の中で数々の強力打線が誕生してきた。西武の「山賊打線」、横浜(現DeNA)の「マシンガン打線」、ダイエー(現ソフトバンク)の「ダイハード打線」……。その中で「史上最強打線」と形容された打線がある。プロ野球記録のチーム259本塁打をマークした2004年の巨人打線だ。

 この年は堀内恒夫監督が就任した1年目。前年に3位で終わった原辰徳監督の辞任を受け、球団が戦力補強に動いた。獲得したのは長距離砲のタフィ・ローズ、小久保裕紀。他球団にいけば4番を打てる選手がズラリと並び、ベンチに清原和博、江藤智が控える布陣は迫力十分だった。

 以下が、04年の巨人打線の成績だ。

(二)仁志敏久 打率2割8分9厘 28本塁打 60打点 3盗塁

(左)清水隆行 打率3割8厘 16本塁打 60打点 4盗塁

(中)ローズ 打率2割8分7厘 45本塁打 99打点 3盗塁

(右)高橋由伸 打率3割1分7厘 30本塁打 79打点 1盗塁

(三)小久保裕紀 打率3割1分4厘 41本塁打 96打点 0盗塁

(一)ペタジーニ 打率2割9分 29本塁打 84打点 2盗塁

(捕)阿部慎之助 打率3割1厘 33本塁打 78打点 0盗塁

(遊)二岡智宏 打率2割6分9厘 9本塁打 49打点 0盗塁

※控え

 清原和博 打率2割2分8厘 12本塁打 27打点 0盗塁

 江藤智 打率2割2分7厘 4本塁打 15打点 1盗塁

 元木大介 打率2割4分 2本塁打 13打点 0盗塁

 鈴木尚広 打率2割7分3厘 0本塁打 1打点 9盗塁

 ローズが本塁打王を獲得し、小久保は球団初の「右打者で40本塁打」を達成した。高橋由、阿部を含めて4選手が30本塁打以上をマークしている。1番の仁志が28本塁打、6番のペタジーニが29本塁打とどこからでも一発が出る打線だった。度重なる故障で40試合の出場にとどまった清原も12本塁打。シーズンに換算すれば40本を上回る本塁打率だった。


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