吉田羊「これが最後でも…」 コロナ禍で撮影再開、“ハマリ役”への覚悟 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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吉田羊「これが最後でも…」 コロナ禍で撮影再開、“ハマリ役”への覚悟

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ファッション大好きなだけあって、シャッター音ごとにポーズを変え、それがいちいち決まっていく [撮影/張溢文(写真部)、ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE)、スタイリスト/梅山弘子(KiKi inc.)、衣装協力/アンスリード(アンスリード青山店) リューク

ファッション大好きなだけあって、シャッター音ごとにポーズを変え、それがいちいち決まっていく [撮影/張溢文(写真部)、ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE)、スタイリスト/梅山弘子(KiKi inc.)、衣装協力/アンスリード(アンスリード青山店) リューク

吉田羊 [撮影/張溢文(写真部)、ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE)、スタイリスト/梅山弘子(KiKi inc.)、衣装協力/アンスリード(アンスリード青山店) リューク

吉田羊 [撮影/張溢文(写真部)、ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE)、スタイリスト/梅山弘子(KiKi inc.)、衣装協力/アンスリード(アンスリード青山店) リューク

 コロナ禍で、撮影が6カ月にも及んだ連続ドラマW「コールドケース3」。

※【吉田羊が痛感 俳優の無力さとリモートドラマの強み】より続く

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 主演の吉田羊さんは撮影の再開が決まり、久しぶりに台本を開くと、「覚えるべきセリフがあることや、作品作りに携われることは何て幸せなんだ」と思った。仕事への愛おしさが倍増していた。

「自粛が明けて現場に戻ると、以前と変わらないチームのみんながそこにいて、『絶対にこれを撮り切る』という熱意を持って撮影に臨んでいた。実は、今回の『コールドケース3』の台本を最初に読んだとき、『もしかしたら、これでシリーズは終わりなのかもしれない』という予感が脳裏を掠めたんです。ずっと、このシリーズは続くものだと思っていたし、百合さん(役名)はもう私の一部になっていて、役と自分との境目がわからなくなるくらいのめり込んだ役だった。ただ、撮影が再開してからの濃密な現場の空気の中にいると、『これで終わらせてはいけない』という気持ちが沸々と湧いてきました。これだけのチームをもう一度、ゼロから集めるのは不可能だと思うし、このチームでまた作品を作りたい。この続きをやりたい。この5人のその後の人生を見てみたいという思いで今はおります」

 今でこそ、ドラマに映画に舞台に雑誌にCMにナレーションと、様々なメディアでその姿を見ることが多いが、舞台女優としてキャリアをスタートさせて以来、メジャーな映像作品に出演するようになるまでには、長い年月を要している。数少ないチャンスをモノにしたくて必死だった頃は、「出た以上は爪痕を残さなければ」と思っていた。

「でも、順調にお仕事がいただけるようになると、爪痕を残すことに躍起になることはなくなりました。それよりも、現場はチームプレーである、ということを毎回肝に銘じています。“人間は、一人では何もできない”という、その当たり前のことを自覚するだけで、自分がいる場所を俯瞰で見られるようになる。『コールドケース』は、特に、毎回ゲストがメインなので、私たちレギュラーメンバーは、ゲストがいかに気持ちよくお芝居ができるか、その環境を整えることに喜びを覚えているくらいです」


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