帰蝶消え苦戦の「麒麟がくる」 原因はコロナ禍と働き方改革 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

帰蝶消え苦戦の「麒麟がくる」 原因はコロナ禍と働き方改革

このエントリーをはてなブックマークに追加
鮎川哲也週刊朝日
自身のYouTubeチャンネルも話題になるなど、多忙なスケジュールをこなす川口春奈

自身のYouTubeチャンネルも話題になるなど、多忙なスケジュールをこなす川口春奈

 織田信長(染谷将太)が足利義昭(滝藤賢一)を奉じて上洛し、クライマックスへと向かうNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。だが、何かが足りない。川口春奈演じる帰蝶の姿が見えないのだ。コロナ禍で6月に放送が一時中断される前は夫・信長を操り戦略を立てる「陰の主役」のような存在だったが、8月30日の再開後の出演はゼロ。どういうことなのか。

【写真】自信たっぷりの表情。もともとはこの方が演じるはすだったが…

 そもそも史実ではどうなっているのか。歴史家で「麒麟がくる」へ資料提供をしている小和田泰経さんはこう語る。

「帰蝶(濃姫)は信長が上洛したころには離縁していたとか、亡くなっていたという説があります」

 帰蝶は信長とは政略結婚であったため、尾張と美濃との同盟が終わると人質の意義がなくなり美濃に帰されたという説や、早くに亡くなっていたという説があるのだ。

「実は帰蝶に関しての史料は何もないんです。いつまで生きたかもわかっていません」(小和田さん)

 ただ、今作の帰蝶は主要キャラの一人でありフェードアウトはあり得ない。では、なぜ画面から消えたのか。ドラマ評論家の成馬零一さんが語る。

「コロナ禍で撮影スケジュールが混乱しているんでしょうね。川口さんは急遽、帰蝶を演じることになりましたから。NHKは働き方改革が進んでおり、これまでのように撮影時間を延ばすわけにはいかなくなったことも影響しているのでは」


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい