留学生のビザ制限を打ち出した米トランプ大統領 (c)朝日新聞社
留学生のビザ制限を打ち出した米トランプ大統領 (c)朝日新聞社

 秋篠宮家眞子さま(28)との婚約が延期になり、ニューヨークのフォーダム大学ロースクールに留学中の小室圭さん(28)が、またも“危機”に見舞われた。

【写真】思わぬ試練に立たされた小室圭さん

 9月の新学期からは最終年。最近は金融の専門家に英語でインタビューした音声が学校のウェブサイトに掲載されるなど、奮闘ぶりが伝わってきていた。ニューヨーク州の弁護士試験に合格した後は現地での2年の勤務経験を経て、弁護士として活躍が可能になる。

 だが、ここで思わぬ不安要素が発生した。トランプ大統領が、オンライン授業のみの外国人留学生には米国内の滞在を認めないと発表したのだ。留学生は対面授業を実施する学校へ転校するか、帰国を選択。最悪の場合、強制送還もあり得るという。ハーバード大学などが規制撤回を求めてトランプ政権を提訴するなど、猛反発を招いている。

 フォーダム大も早期にオンライン授業に切り替えた学校のひとつ。小室さんに“強制帰国”の恐れはないのか。ジャーナリストの多賀幹子さんはこう話す。

「フォーダム大はオンライン授業と並行して対面授業も取り入れることを迅速に告知しました。トランプ大統領の母校でもあるだけに、正面からけんかせず、さらりと切り抜けた印象です」

 小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士も、

「小室さんからこの件について連絡もありませんし、帰国の予定もありません」

 火の粉は避けられたようだ。国際ジャーナリストの春名幹男氏は、トランプ氏の狙いについて解説する。

次のページ