樹木希林さんが最期に夫へ「これだけは言ってやりたい」と思っていたのは? (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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樹木希林さんが最期に夫へ「これだけは言ってやりたい」と思っていたのは?

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樹木希林さん (撮影/堀内慶太郎)

樹木希林さん (撮影/堀内慶太郎)

内田裕也さん (撮影/岡田晃奈)

内田裕也さん (撮影/岡田晃奈)

林真理子さん (撮影/写真部・片山菜緒子)

林真理子さん (撮影/写真部・片山菜緒子)

 今年、25周年を迎える作家・林真理子さんの連載「マリコのゲストコレクション」は、スタートして以来、時代を彩る数々のゲストにご登場いただいてきました。こんなときだからこそ、ご登場いただいたゲストのお話から「元気が出る言葉」を選りすぐり、振り返ります。今回は樹木希林さんと内田裕也さんです。思い切り笑って、コロナを吹き飛ばしましょう。

【内田裕也さんの写真はこちら】

*  *  *
■自分勝手がいちばんいいんじゃない?
女優・樹木希林/2016年5月27日号

 まずは、全身がんとの長い闘病生活の末、2018年に亡くなった樹木希林さん。唯一無二の存在感を放った、誰もが認める大女優。没後には、生前の希林さんの言葉を集めた多くの本が出版されたほか、テレビ番組でも特集が幾度となく組まれ、“生きざま、死にざま”が注目され続けています。亡くなる2年前、73歳のときにご登場いただいた対談では、マリコさんが希林さんに質問攻めにされるという異例の展開で──。

林:樹木さん、インタビューとかで「脇役だから責任とらなくてもいいし、かけもちで出演できるし、ほんとに私のポジションっていいわよ」とおっしゃってましたよね。

樹木:そう。ローン返すにはもってこいの位置なのよ。出番が少なくてもギャラは変わらないから(笑)。でも病気をしてからはゆっくり撮っていく映画に移行しようと思ってね。そんなにセリフも覚えられないから、長いセリフは人にあげちゃうの。「ここからあなたに差し上げます」って。

林:そんなことなさるんですか。

樹木:だって覚えられないんだもん。片桐はいりさんは迷惑そうに「私が言うんですか? ちょっと待ってください、覚えますから」とやってくれましたけどね。そんな感じで役者の仕事をおもしろがってやってきたのね。

(中略)

林:「断捨離」という言葉ができるずっと前から、非常にミニマムな生活をなさってるんですよね。

樹木:この何年か、ものを買ってない。買うのは靴下だけ。


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