治安の砦でもある警察での感染拡大は内部でも深刻に受け止められているという。

「警察の業務は対面が業務の9割と言っても過言ではない。決裁や会議など濃厚接触が多い。一番の懸念は事件などへの対応だ。警察官自身が感染のリスクを怖れてはいけないが都民が接触を敬遠するようになったら大変だ。実際に110番通報も減っている」(警視庁幹部)

 また関係者によると、感染者や接触した可能性がある警察官は全て監察の監視下に入り動向をチェックされているという。警察も新型コロナウイルスの猛威に頭を悩ませているようだ。
(野田太郎)

※週刊朝日オンライン限定記事