今季は木浪聖也ら若手の台頭もあり、プロ最少の74試合出場で打率2割7厘、0本塁打。球団は、シーズン途中で引退勧告したが、鳥谷は他球団での現役続行を希望して退団した。

 去就が決まらない中、阪神復帰待望論も。ネット上では、

「球団は引退勧告したけど、コーチ兼任とかじゃダメなのかな……。二遊間が一番定まっていないのが阪神だし。若手の良きお手本としてプラスアルファも大きいと思う」
「鳥谷という選手が阪神で残した功績を考えた時、本人がやり切ったと思うまでとことんプレーしてもいいのではと思う。引き取り手がないなら阪神に戻ってきてほしい」

 など阪神ファンからのラブコールは少なくない。

 引退勧告をした球団で来年もプレーすることは考えづらいが……。鳥谷の今後の動向が注目される。(牧忠則)

※週刊朝日オンライン限定記事